学部?大学院

                学部?大学院

                大学院
                臨床心理学研究科 
                インタビュー

                研究科長インタビュー

                2018年から国家資格として成立した公認心理師の養成が全国の大学?大学院で正式に始まりました。学部での教育に専門職としての基礎教育の足場を置いた公認心理師は、大学院ではそれを実践につなげる充実した臨床能力の養成に重点が置かれます。京都文教大学は臨床心理士を養成する私立の大学院としてこれまでずっと日本の心理臨床をリードする位置を歩んできました。言うまでもありませんが、本研究科は公認心理師の教育訓練にも十分に対応できる実践教育を備えています。
                本学ではこれまでも、ベーシックな心理臨床の素養を培い、ユング心理学、精神分析、多様な表現法を活用したアートセラピーなどの個性豊かな臨床の視点を通して医療現場をはじめ、学校、福祉、発達、子育て、司法、産業、被害者?被災者支援などさまざまな領域で活躍できる臨床心理士を育ててきました。これからも、公認心理師養成も含め、大学院教育をさらに発展させ、日本の心理職を常にリードする大学院であろうとしています。より高度な心理専門職を目指す人に、ぜひとも本大学院を受験していただきたいと考えています。

                大学院生インタビュー

                (プロフィールは2020年4月時点のものです)

                鏡合わせの存在である人間とゾンビを研究し、深層心理をより深く探る。

                学部時代から物語研究に取り組み、「ゾンビが持つ象徴性」について研究しています。現代においてゾンビは物語や映画にとどまらず、コスプレやアトラクションとしても人気があります。その背景には、人間とゾンビが鏡合わせのような存在であるという心理的側面が関わっていると考えています。ゾンビが他の「怪物」と異なるのは、もともと「人間」であるということです。個人が集団において同調圧力にさらされると、個性が削ぎ落とされ無気力感や自分の立ち位置が見えなくなってしまうことがあります。それはいわば「ゾンビ化」であり、人間と鏡合わせの存在であるゾンビの象徴性を研究することで、人間がゾンビ化していく心の状態やそれをケアしていくためのアプローチを知ることができるのではないかと考えています。

                桂さんの1週間

                月曜日 午前中は研究や公務員試験のための勉強に取り組み、午後から夜までアルバイトに行きます。
                火曜日 午前中は自分の研究。午後からはティーチングアシスタントとして学部生の授業をサポート。
                水曜日 朝から夜まで授業。事例検討などに取り組むケースカンファレンスなどの授業があります。
                木曜日 学外実習で病院へ。子どもや患者さん、デイケアの利用者の方々と関わりながら学びます。
                金曜日 午前中は心理臨床センターでカウンセリングを担当。午後はスーパーヴィジョンで指導を受けます。
                土曜日 心理臨床センターでカウンセリングを担当。空き時間は研究や公務員試験の勉強に取り組みます。
                日曜日 映画鑑賞や読書などで息抜きをします。自己研鑽のために専門書や学術書を読むこともあります。

                夢を見た後の「対応」が、自己理解を深め、ストレスを低減する力に。

                ストレスと夢の関連性について研究を深めたいと考えています。心理学において夢は、無意識の世界で生じている現象です。ストレスが高いと夢を見る頻度が多くなる傾向があることや、嫌な夢を見た後に落ち込むといった心の状態に性格やストレスが深く関わっているということもわかっています。私はよく夢を見るほうで、同じ夢を定期的に何度も見るという経験があります。夢を通して自分の気持ちについて考えたことが、自分自身を深く理解するきっかけになりました。そうした経験も踏まえて研究では、夢を見た後の解釈や対応がストレス低減につながるのではないかと考えて「悪夢の解釈と対応」について研究したいと考えています。悪夢に悩む人だけでなく、現在のコロナ禍など非常時のストレスの対処にも活かせると考えています。

                森さんの1週間

                月曜日 専門書や学術書を読み、自分の研究活動に取り組んで、修士論文の執筆を進めています。
                火曜日 実習について学ぶ1日。実習の現場で起こるできごとについて、多角的に検討し、まとめます。
                水曜日 終日授業。9時から19時半まで、ゼミやケースカンファレンスなどの授業で忙しい1日です。
                木曜日 児童相談所で宿直員のアルバイト。学外実習を通して教育や子どもの領域に興味を持ちました。
                金曜日 児童相談所の電話対応員のアルバイトをしています。空き時間は勉強や研究に取り組みます。
                土曜日 心理臨床センターでカウンセリングを担当。カウンセリング後の書類も全て書き終えてから帰宅します。
                日曜日 アルバイトまたは、休日。休日は自分の気持ちやモチベーションを整えるために時間を使います。

                コロナ禍における人々の「攻撃性」と「自己肯定感」の関連性を探る。

                学部の卒業論文では、自己肯定感と攻撃行動の関連性について研究し、自己肯定感が高い人は暴言などの「言語的攻撃」と無視などの「関係性攻撃」の傾向が高いという結果に至りました。この研究をベースに、コロナ禍の人々の攻撃性の変化について研究したいと考えています。例えば、外出自粛によって人と会えなくなったことやオンライン上のコミュニケーションが増えたことなどが、人々のストレスや攻撃性にどのような影響を及ぼしているのか? 周囲のことを考えずに外出する人に対する「攻撃的な感情」の高まりは、自己肯定感の表れだと本当に言えるのか? 攻撃性と自己肯定感の関連性は状況によってどのように変化するのか? などを追究し、自分の卒業論文のデータ検証も含めて、さらなる分析をしていきたいと思っています。

                奈本さんの1週間

                月曜日 ティーチングアシスタントとして学部生の授業をサポートしながら、自分の学びも深めています。
                火曜日 午後から心理臨床センターでカウンセリングを担当。事前準備や事後の書類作成もしっかり行います。
                水曜日 朝から授業で忙しい1日。さまざまな事例を学び、授業後はダンスサークルの活動に参加します。
                木曜日 学外実習で幼稚園へ。園児や保育士の方々と交流し、保育と心理の両方から多角的に学びます。
                金曜日 終日授業。事例研究よりも学問知識を深める授業が充実した1日。仲間と学び合う時間が楽しいです。
                土曜日 課題をしたり、好きなことをする休日です。夕方からはダンスサークルに参加します。
                日曜日 好きなことをしたり「何もしない日」と決めて気持ちをリフレッシュしたりします。

                一般企業に就職後、大学院進学を
                決めた大学院生のインタビュー

                「諦めたことへの後悔」を乗り越え、新しい一歩を踏み出すために。

                大学では小学校教員を目指して教育と心理学を学んでいましたが、教員になる道を諦め、一般企業へ就職する道を選びました。卒業後、自分の将来を改めて考えたとき、夢を諦めたことへの後悔がとても大きいことを自覚し、進学を決意しました。臨床心理学研究科を目指したのは「教育に関わる上で自分がこれから学ぶべきことは何か」を考えたからです。現在は、自分の経験を踏まえて「青年期の諦め体験」について研究しています。「諦め」は誰もが一度は経験することですが、自己を形成する大切な時期である青年期の諦め体験は、後の人生に大きな影響を与えます。後悔を乗り越えるには、その経験をどのように捉え、意味づけするかが重要であり、この研究が「諦め体験」に苦しむ人々の手助けになるのではないかと考えています。

                一般企業に就職後、大学院進学を決めた木村さんの入学までのステップ

                STEP1

                夢を諦め、一般企業へ就職

                大学では小学校教員を目指して教育と心理を学んだが、卒業後は一般企業に就職。働くなかで、教育に携わる仕事への思いが再燃した。

                STEP2

                夢への思いが再燃

                仕事は楽しかったが、大学時代に「夢」を諦めたことへの後悔が強く、悩みに悩んだ。もう一度頑張ってみようと考え、進学を決意した。

                STEP3

                仕事と勉強を両立

                子どもの心のサポートができる教員を目指したいと思い、2月頃から臨床心理学研究科の受験勉強をスタート。仕事と勉強を両立した。

                STEP4

                合格

                心理学は参考書で何度も復習し、英語は動画配信サイトなどで復習。社会人入試よりも募集人員の多い一般入試で9月に受験し、合格。

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